展示会ブースデザインでよくあるご要望とは?出展効果を最大化するための展示会ブース装飾!
こんにちは。吉岡と申します。普段は展示会ブースの提案をしています。
かのウイルスは相も変わらず世間を騒がせておりますが、そんな中でも展示会はたくさんの方々のお力で、着々と回復に向かっております。私も先日半年ぶりにビッグサイトに足を運び、ホールに並ぶブースたちや出展・来場者の方々を目にし、展示会の復活を嬉しく思う今日この頃です。
さて今回は、ウイルスにも負けず展示会への出展、展示会ブースの装飾をご検討されている方に向けて、今だからこそ考えるべき“出展効果を最大化する展示会ブース装飾”について、ご紹介いたします。
目次
展示会ブースデザインにおいて多いご要望
展示会ブース装飾を検討される企業様方は、多種多様なご要望やお悩みをお持ちです。
「コストを抑えたい」「入りやすいブースにしたい」「新商品を目立たせたい」「落ち着いて商談をしたい」
「モニターを使いたい」「どこからでも見えるように高さを出したい」「何の会社か分かるようにしたい」
……など
「来場者が入ってきてくれない」「モニターをあまり見てもらえない」「周りのブースに埋もれてしまう」
「商談に繋がらない」「新規リードが獲得できない」「ブース装飾って何からすればいいのか分からない」
……などなど
それらのご要望をよく伺って、お客様の展示会出展を成功にお導きできるブースをご提案することが私たちの課題です。
そんなたくさんのご要望の中で、意外とよくあるご要望、、、
それは「インパクトのあるブースにしたい」です。
展示会場で数多くのブースの中で自社のブースを見つけてもらうには、インパクトのあるブースで来場者の目を引く必要があります。
では実際「インパクトのあるブース」とは、どのようなブースでしょうか。
展示会ブース装飾についての参考記事
「インパクトのある展示会ブース」とは
展示会ブースにおける「インパクト」とは、どのようなことを指すのでしょうか。
例えば……
・大きなオブジェが飾られている
・ブース全体が真っ赤
・看板が動く
・芸術作品のような造作物
・壁一面にカラフルなイラスト
・着ぐるみで呼び込みをしている
……などなど
展示会に行くと、とにかく目立つ、インパクトのあるブースを見ることがあります。
そのようなブースに抱く印象は、
「賑やか」「面白そう」「展示会に力を入れている」「活気がある」などが挙げられます。
ただ、ここには気を付けたいポイントがあります。
それは、来場者の目線に立たなければ見落としてしまうポイントです。
想像してみてくださいー
インパクトがあり目立つがゆえに、たくさんの見物人で人だかりができているブースがあります。
「人が多く、近寄りがたい」「何が展示されているのか分からない」「派手な社員が多そう」など、あまり良くない印象を来場者に与えてしまうかもしれません。
インパクトだけを重視したブースだと、誰でも彼でも人を集めてしまい、本当にターゲットとしている来場者を逃してしまう可能性があるということです。
つまり、インパクトのあるブースを考える上でまず大切なことは、インパクトを与えたいターゲットを絞ることです。
どんなターゲットを集めたいのかによって、ブースの「インパクト」を構成する内容が変わってきます。
ターゲットに伝えたい内容を考え、それに「インパクト」を持たせられるよう、ブースのデザインに落とし込んでいくというイメージです。
自社にとってのターゲットが、一目で興味を持って立ち止まりたくなるようなブースが理想的です。
たくさんあるブースの中で、自社のターゲットに対して、最も効果的に足を止めてもらうための「インパクト」を考える必要があります。
ターゲットを絞った「インパクト」の出し方
前項で記述した「ターゲットに伝えたい内容」ですが、これは企業や商材により様々です。
多くの来場者の中にいる自社のターゲットに対して、何をフックにするかをまず考えなければいけません。
例として、出展者様からよく聞くものをいくつか挙げてみます。
・同じものを扱うブースが多いため、製品やサービスの性能をアピールしたい
・ターゲットが絞られる特殊な製品のため、それを扱っているブースだということをアピールしたい
・商材がニッチでスルーされてしまうことが多いため、何を扱っているブースかをアピールしたい
・既に社名や製品、サービス名の認知は得られているため、それらをアイキャッチにしたい
仮にこれらを「インパクト」に落とし込むためには、どのような方法があるでしょうか。
展示会ブースにおけるインパクト1:製品やサービスの性能をアピール
製品やサービスの性能をアピールする方法には、以下のようなものがあります。
・ブース内でデモンストレーションを行い、実際に性能の良さを見てもらう
・簡潔なキャッチコピーを使用して一目で内容が分かるようにする
目立つ実機や空間を大きく使う、または動きのあるデモンストレーションが可能な場合は、実際にブース内で行うことで、それ自体がブースにインパクトを持たせることができます。
また実機やデモンストレーションに視線を誘導するようなブースの装飾を目立つものにすることによって、インパクトを出すこともできます。
実機の展示や目立つデモンストレーションに向かない商材の場合は、キャッチコピーを活用して集客を図る方法があります。
性能の良さが一目で分かるようなキャッチコピーや数字などを、上部に、あるいは大きく掲示することによって、ブースにインパクトを持たせることができます。
展示会ブースにおけるインパクト2:扱っているものをアピール
ターゲットが絞られる特殊な製品の場合は「それを扱っているブースである」ことをアピールする必要があるかもしれません。
その場合、商材自体の名称やビジュアルを活用した装飾が、効果的ではないでしょうか。
それらを看板などブースの目立つところに取り入れた装飾をすることによって、展示会場にそれを探しに来た来場者を、効率よくブースに誘導することができます。
展示会ブースにおけるインパクト3:何を扱っているかをアピール
そもそも展示しているものがどういうものなのか、をアピールする必要がある場合―
つまり、ターゲットになり得る来場者に「あなたはうちのターゲットかもしれない」と伝えたい場合、以下のような方法があります。
・ターゲットの課題に訴えかけるキャッチコピーを使用する
・映像や図など、視覚的な情報を活用し、展示しているものが何なのかを端的に伝える
製品名などでの訴求に向かない商材では、ターゲットの課題に直接訴えかける方法があると思います。
「こういうことで悩んでいませんか?」「こういう問題を解決できます!」「こうすれば、こういう効果が得られますよ」
などのキャッチコピーを装飾に取り入れることによって、ターゲットになり得る来場者に「自分のことかもしれない」と気づかせるのです。
また、シンプルに映像やグラフィックを活用して、商材の説明を行うのもよいでしょう。
展示会ブースにおけるインパクト4:社名や製品、サービス名をアピール
社名や製品、サービス名の認知が既に得られている場合は、それらを大きくアピールできるブースのデザインがよいでしょう。
ロゴやビジュアルをとにかく目立つところに配置し「ここに、ブースがあります」と来場者に伝えることが大切です。
このように、ターゲットを意識した展示会ブースのデザインで「インパクト」を図ることによって、効率的な集客が狙えるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
改めてこの記事でお伝えしたかったことは、必ずしも「インパクトのある展示会ブース=効率的なブース」ではないということです。
「インパクト+効率=成功する展示会ブース」だと私は考えます。
昨今のコロナ禍では、展示会に出展することも、来場することも、以前のように気軽にできることではなくなっているのが事実です。
フレッシュタウンでは、そんな中で出展する企業様の「絶対にターゲットを逃したくない」という思いと、展示会に来場される方の「絶対にいいものを見つけたい」という思いを結び付けられるような展示会ブースをご提供したい」と考えております。
今だからこそ、インパクトのある効率的なブースで、展示会を成功させましょう。
展示会へのご出展、展示会ブースの装飾をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。