イベントや展示会用の『映像制作・動画制作を依頼する時』に押さえる5項目を分かりやすく解説します!!【イベント担当者必見!】
ここ数年、結婚式などのイベントに出席すると素人の方が作ったとは思えないクオリティーの映像を見ることが多くなってきました。
これは、操作が簡単な映像編集ソフトやスマホの映像編集アプリが出てきたのが大きな理由かと思います。
ただ「本格的なイベントや展示会など、ビジネスの場面ではやはり映像制作のプロが作った映像を流したい!!」そう考えている方も多いのではないでしょうか?
実は私は以前、展示会に出展する時に製品説明の映像制作を任され映像制作会社に問い合わせをしましたが、映像制作について何も知らなかったため、うまく質問に答えられずに困った経験があります。
結局、その時はWeb制作などを助けてもらっていた方の知り合いの映像制作会社にお願いをして満足のいく動画ができましたが、もしその方が居なかったら・・・と思うと冷や汗ものでした。
今回は、その経験から得た『イベントや展示会などビジネスで使う動画制作・映像制作を依頼する時に押さえておきたいポイント』を5項目にまとめましたので、特に初めて映像制作を担当された方は参考にしてみて下さい。
映像制作の目的と目標
まず押さえておきたいのが映像を制作する目的と目標です。
例えば展示会で流す映像を制作する場合でも目的が、
・ブースに注目してもらう
・企業イメージを伝える
・製品理解を深める
では全く違う映像を制作することになります。
最初はぼやけていても映像制作会社の方と話をしている内により明確になってくるので、
概要でもいいので考えておきましょう。
逆に映像制作会社の方と話をしても明確にできない場合は、思い切って変えることも考えましょう。
展示会で映像を流す目的の例
では、展示会で映像を流す目的にはどんなものがあるでしょうか?
ブースに注目してもらう
展示会では多くのブースが並んでいるため、見てもらうことさえ難しいことがあります。
しかし、人は多くの情報を目と耳から得ており、動かないものより動くものに注意を引かれますので、動画を流すことで注目を引くことができます。
ブースに興味を持ってもらう
注目を引いても興味を持ってもらえないと、その後の商談には繋がりません。
興味を引くには「多くの情報」を「短時間」で「分かりやすく伝える」必要があり、動画はそのすべてを叶えることができます。
製品やサービスの理解を深める
言葉や文字、画像だけでは伝えられないものも動画を使うことで分かりやすくに伝えることができます。
特に、その場でデモができない大型の工業用品や実物のないサービスなどは、動画を使わなければその機能や特徴を来場者に理解してもらうのは難しいです。
会社について知ってもらう
文字だと中々読んでもらえない会社についての説明も、動画を使うことで見てもらいやすくなります。
また、動画と音楽と使うことでクリーンなイメージ、先進的なイメージなどをより明確に表現できるようになります。
印象に残す
動画は静止画と比べインパクトのある演出が可能なので、感情に働きかけ印象に残すことができます。
映像制作の納期
映像の制作には企画、撮影、編集など様々な工程があるので完成までにある程度時間がかかります。
何をどこまでやるのかによって変わりますが、通常は1週間から1ヶ月が目安となります。
「とにかく急ぎで!」と言う場合は既にある映像や写真などを編集することで納期を短くすることができる場合もありますので、制作会社に問い合わせてみましょう。
とにかく映像を制作することが決まったら早めに動いておくことが重要です。
映像制作の費用感
映像制作は何をどこまでやるのかによって費用は大きく変わります。大まかな分類は下記の通りです。
撮影の有無
1から映像を撮影する場合は撮影費用がかかりますが、既に持っている映像や画像を編集して映像制作をすることも可能です。
撮影の内容
キャスト
タレントさん等を使う場合はキャスティング費用がかかります。
場所
スタジオや離れた場所で撮影を行う場合は場所代や移動費用がかかります。
映像の長さ(時間)
長くなるほど撮影や編集に時間がかかるので金額は高くなります。
映像の質
どの様なスタッフ、機材を使うのかによって費用がかわります。
簡易な機材でも納得できる映像を作ることは可能です。
展示会での映像制作の費用感
展示会で使う映像制作費用は安ければ10万円程からありますが、品質を考えると30万円~と考えるのがいいと思います。
質の高い映像は展示会で放映するだけでなく、様々なシーンで利用打出来る優秀な営業ツールにもなると考えると、決して高い投資ではないのではないでしょうか?
映像制作会社を選ぶ基準
映像は映像制作会社の力に依る所が大きいので、その選定はとても重要です。
しかし、ネットで検索すると多くの映像制作会社がヒットするためどこを選んだかいいか分からないのではないでしょうか?
そんな方は下記の視点で映像制作会社を探してみましょう。
映像制作実績
まずは映像再作会社のHPにある制作実績を確認しましょう。
映像の制作は依頼したことがなくても、普段テレビなどで映像には触れているので、ある程度の良し悪しは判断できると思います。
実績に自分のイメージに近い映像がある制作会社にコンタクトを取ってみましょう。
会社により得意不得意や動画の特徴があるので、同じジャンルの実績などもしっかりチェックしておきましょう。
HPのできばえ
映像制作へのこだわりはHPへのこだわり表れます。
見やすく説明が明確な映像制作会社を見つけましょう。
費用
「高い=質が高い」であることが多いようですが、「安い=質が低い」ではないようです。
特に個人でやっている方は映像制作会社に比べてかなり安くても、質の高い映像を制作してくれる場合があります。
ホームページなどに大体の費用感が掲載されていることが多いので、確認してコンタクトを取ってみましょう。
やりたいことを伝え予算範囲内で実現可能か相談してみると、色々と方法を模索してくれます。
ヒヤリングをしっかりする
初回の打ち合わせでしっかりとヒヤリングをしてくれる制作会社を選びましょう。
既に説明したように目的やどんな映像を作りたいかを理解しないといい映像は製作できません。
また、展示会のブースのデザインやコンセプトを理解せずに動画を作ってしまうと両者にずれが生じてしまいます。
もし、ブースのデザインをする会社が映像制作もやれる場合はそのずれを最小限にすることができるので、相談してみましょう。
断る部分は断る
映像制作はフィールドが広く、会社によって得手不得手や出来ること出来ないことがあります。
出来ない部分は「できません」としっかり断ってくれる制作会社は自社の事を理解しているので、いい映像を作ってくれる可能性が高いです。
もし、出来ない部分がどうしても譲れない部分であった場合は、知っている制作会社を紹介してもらうのも手段です。
制作した映像の流し方
制作した映像を流す場所
展示会のブースの通路側で放映するのか、それとも奥の方で流すのかによって例えばテキストの見せ方やサイズが変わってきます。
制作した映像を流す機器
大型のビジョン、縦長のサイネージ、40インチ位のモニター等、大きさだけでなく縦横比なども違う様々な機器があります。
どの機器で動画を流すかによって撮影や編集が変わってくるので、あらかじめ確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介したポイントを大まかでいいので押さえておくと映像制作会社との打ち合わせでより充実した時間を過ごすことができ、その結果、納得のいく映像を作ることができると思います。
もちろん、弊社、フレッシュタウンにも映像制作のエキスパートが在籍しておりますので、映像制作をご検討の方は一度ご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。