お客様の声「Cold Jet Technologies 塚田様」【出展展示会】第7回高機能プラスチック展
同社が出展された第7回高機能プラスチック展(2018年12月5日から7日@幕張メッセ)で木工を使った展示会ブース(木工ブース)の企画、デザイン、装飾・施工を弊社で担当させて頂きました。
目次
展示会のブースについて
今回からブース施工を外注した理由
FT
今まで自社でブースを作られていたと聞いたのですが、今回から外注することにしたのはなぜですか?
塚田様
今までは自社でブースの準備・製作を行なっていたのですが、時間的にも効率がよく、より質の高いものを作りたいと思ったからです。
FT
ここまでは出来るけど、これ以上は出来ない、みたいな。
塚田様
そうですね。それなりにはなるんですけど、素人感がやっぱり否めないんですよ。
あとはもう少し凝ったデザインのブースがいいなと思いました。やっぱり展示会で見ると差が出るじゃないですか、手をかけている所とかけていない所が。あからさまに人の入りも違かったりすると思うので。
もう前回やった時、去年ですね、その時点で次回は絶対外注する、展示会施工のプロの方にお願いするって決めてました。
あと、前回までは展示会が4月だったんですが、今年は年末だったので他の仕事の兼ね合いでそこまで時間をかけていられない、っていう正直なところもあり、プロの方がいい物を作っていただけるのであれば、お願いしようかなと。
FT
実際にやってみていかがでしたか?
塚田様
めっちゃよかったです。
木工を使ってロゴの入り口を製作しました。
FT
デザイン的にですか?
塚田様
そうですね。デザイン的な所も含めてフレッシュタウンさんは色々調べてもらって、僕が10依頼したもの以外の下調べも色々して下さったんですよ。。
それを加味したうえで、まあ簡単に言うと希望していた10以上のものを提案して頂いた。10の要望を満たしてくれて、それ以外も出してくれたんです。
FT
どこが刺さりましたか?
塚田様
ロゴのインパクト、入り口がすごい良かったです。あとクマのマスコット。それを最初に出していただいたんですけど、意外性のあるB案もちゃんとご用意いただいていて。
採用されないと思うんですけどB案の方もちょっとみたいな感じで。少し遊びがあったのが僕の中では。
なんだろ、無駄な努力なんだけど大事な努力をしてくださった。
FT
その辺が決め手になったのでしょうか?
塚田様
そうですね。ロゴとかマスコットもそうですけど、あのデザインについても色んなものを調べ頂いたうえで出していただいたので、なぜそうなっているのか?といったデザインの中が見れた感じです。
「こんなデザインになりましたよ」って説明するのに、「こうこうこうでこのデザインにしました」、「こうこうこうでこの絵を選んでみました」って。
もちろん一番最初のものをそのまま採用ではなくて色々修正はしてもらったんですけど、色々考えて練られて、気持ちが入っているようなブースだったので。
FT
ありがとうございます。
社内で上司の方に説明する時もあの資料は役立ちましたか?
塚田様
はい、やっぱりOKをもらうのも各部門ごとにポイントと言うかツボが違うんですが、資料があるとやはり説明しやすいですね。
リードは前回比130%増!
FT
今回の展示会ではリードは結構取れたんですか?
塚田様
結構取れました。前回比で130%増でした。なので、だいぶ上がってますね。
ブースに対するコメントもやっぱ多かったですよ。
FT
例えばどんなコメントですか?
塚田様
「すごくここ明るいですね!」とか「これロゴなんですか?」みたいな何気ない会話の中でブースについて聞かれるってなかなかないかな~、って思っていて。
こういう写真飾っていれば「これ金型ですか?」っていう質問はあたり前にでてくるんですよ。そういう業界なので。
ただ、「この山なんですか?」とか実際直接商品の営業にはつながらないんですけど、これまでとは違う反応もあったので、そういった意味ではすごく興味を持ってもらったかなと。
FT
結構そういった所から入っていくと話も・・・
塚田様
話も持っていきやすいですよ。「山ですよ!」とか言って。
「山だよねこれね!どこの山なの?」
「それは分からないです。」って言って(笑)。
だから、そういった面では話しやすかった部分もありましたね。
あとは、まあ直接ブースとは関係ないと思うんですけど、お客さんのリアクションとかも全然違ったかなと思います。
リードがいっぱい増えただけではなくて「ミーティングしたいです」とか「デモやってください」みたいに、前回と比べるとお客さんの食いつきが違ったので。それは色んなものが複合的に作用はしていると思うんですけど。
ブースへの愛着は120%
FT
もっとこうだったらよかった、といった点はありましたか?
塚田様
デザインをする時に一緒に話ができたらなと思いました。
「これを出して下さい」「これものっけたいんです」って希望に対して色々やって下さったんですよ。
だだ、デザイナーさんの所に僕も一緒に行ってスクリーンを見ながら、「ちょっとこうやってみて下さい。」「これ横の方がいいかもしれないですね。」みたいにやりたかったなと。
今回、ものすごくコミュニケーションを早くやって頂いて「これやってください」って言ったらすぐやって頂いたのであれなんですけど、やり取りを一瞬でできたらとは思いました。
多分、自分でやると愛着わきますし。まあ、今回のブースでも僕は120%位愛着ありますが。
多様性のあるブース
FT
展示会初日にブースの撮影に伺わせていただきましたが、色々な言語が飛び交う多様性に富んだブースでしたね。
塚田様
弊社では展示会に出展する際、海外の社員にも手伝ってもらいます。今回は、中国、アメリカ、ベルギーから社員を呼び、全6ヶ国語に対応できるようにしました。
共通の言語や文化があるというだけで、会話の運びやすさが全然違いますので。
FT
特に楽しそうにデモをやられていた白人の方が印象的だったのですが、上司の方ですか?
塚田様
彼は上司ではないのですが、スティーブ・ウィルソンというアメリカ本社勤務のCold Jet社員です
ただ、実は結構偉い人でアメリカ10州位をまたぐプラスチック協会の会長でもあるんです。
でも、すごい優しいし気さくな方でプラスチックの話をしたら全く止まらないくらい、もう色んな知識が出てくるんです。
FT
プラスチックオタクですね。
塚田様
ホントにそう思います。
以前、アメリカに工場を持つ日系のプラスチック企業の方から問い合わせがあり、スティーブを紹介しました。現地で直接打合せをしてもらったのですが、後日「あれだけプラスチックに関する知識を持っている人は、なかなかいないです」とおっしゃってました。
社内からも反響が!
塚田様
海外の社員からもすごく反響がありました。
社内での共有サイトがあり、そこには世界各国での展示会やイベントの様子を随時掲載しています。今回の展示会ブースもアップしたところ、「ロゴのエントランスがいい!」など反響がありました。また、クマのマスコットが踊っている動画をアップしたら、どの社員が中に入っているのか?と、みんな推測ゲームで大盛り上がりしてました(笑)
FT
楽しそうですね。お話伺ってると御社は会社だけどサークルみたいな雰囲気ですね。
塚田様
そうですね。本当に仲いいんですよ。
社員間はもちろんのこと、社内の会食やイベントに家族が同席することもよくあり、家族も同じように接してくれる方ばかりです。
社長を筆頭に、「社員も、その家族も、Cold Jetファミリー」として大切に扱ってくれる社風は、本当に素敵だと思います。
FT
素敵な社長さんですね!!
あんなに熱量のある方々が御社に集まってきたのも納得です。
今回はお忙しい中インタビューを受けて頂きありがとうございました。
お客様紹介
Cold Jet社とは?
Cold Jet社はドライアイスブラスト(ドライアイス洗浄)およびドライアイス生成技術におけるグローバルリーダー企業です。
1986年にコスト効率が高く、環境的に責任の持てる、技術的に優れたドライアイス ソリューションの開発を目指して創立されました。
創業以来ドライアイスブラスト(ドライアイス洗浄)技術の研究と開発にいち早く乗り出し、業界における品質、性能、信頼性の基準を30年以上にわたって築き上げてきました。
日本には1994年に拠点を設立し、2012年にアジア地域での販売とサービスの提供を開始するために日本の事業所「Cold Jet Japan」を設立しました。
ドライアイスブラスト(ドライアイス洗浄)とは?
ドライアイスブラスト(ドライアイス洗浄)は、柔らかいドライアイスを超音速まで加速して吹き付けることで対象物の表面上で小爆発を起こし不要な物質を乖離させます。
動画ではドライアイスブラスト(ドライアイス洗浄)についてより分かりやすく説明されていますので、ぜひご覧ください。
化学薬品や溶剤などの有毒性物質を一切使わないため環境にやさしく、そのままの状態で対象物を洗浄できるため、ダウンタイムの減少、洗浄の労力と経費の削減などコスト削減にも有効です。アメリカやヨーロッパでは主流になりつつあり、アジア圏でも少しずつ普及している洗浄方法です。
技術的な詳細はCold Jet社のホームページをご覧ください。
編集後記
木工を使って曲面のオーロラを再現!
展示会のブースを初めて外注されたとのことでしたが「めっちゃよかったです!」とご満足いただけただけでなく、展示会出展の目的であるリードの獲得も前回比130%増と結果を残すことができたと伺い、とても嬉しかったです。
インタビューでは同社の製品についても色々と教えて頂き、塚田様が何度も「面白いんですよ」「うちの子(製品)は本当に最高ですね」と目をキラキラさせながら話をされていたのが印象的でした。
現在、ドライアイスブラスト(ドライアイス洗浄)は日本ではまだメジャーな洗浄方法ではないそうですが、スタッフの方々の熱量と早ければ数か月で元が取れる性能などのメリットを伺っていると、今後どんどん普及していく可能性を感じました。
弊社はこれからも集客を最大化できるブース提案など展示会マーケティングを通じて同社の事業にお役に立っていければと思います。